レッズ&ドライブ

2009年7月18日 九州石油ドーム Jリーグ第18節 大分トリニータ戦

浦和レッズ専属の記者に同行しました! (特別バージョン)



今回のレポーター
(左から) 清尾さん、高野さん、小齋さん

参加メンバー

清尾淳 [ せいおじゅん ] 編集者

1957年、石川県加賀市生まれ。MDP(=浦和レッズ・オフィシャル・マッチデー・プログラム)の編集製作に92年創刊から18年間携わっている。現在はMDPを始めとする浦和レッズの広報物製作や、諸媒体への執筆などを業務とする「清風庵」代表。著書に「浦和レッズの快感」(あすとろ出版)、「浦和レッズがやめられない」(ランドガレージ)など。

高野和也 [ たかのかずや ] 編集者

1979年、埼玉県蕨市生まれ。高校時代まで「浦和」でボールを追いかけ汗を流した。NHK放送記者を経て、07年から清風庵スタッフとして活動。

小齋秀樹 [ こさいひでき ] フリーライター

1970年、宮城県仙台市生まれ。05年からMDPで「FORESIGHT」を連載中。著書に「Goalへ―浦和レッズと小野伸二」(文藝春秋社)など。

今回のレッズ&ドライブは、いっしょもっとWEB事務局スタッフの私が浦和レッズ専属の記者3人の大分取材に同行してレポートしました。3人は、MDP、オフィシャルウェブサイト、モバイルサイト、レッズトゥモローなどの公式広報媒体に記事や写真、動画などを編集する浦和レッズの“オフィシャルメディア”のメンバーです。
今回はいつものアウェー遠征ドライブとは少し違ったレポートをお楽しみください!

7月17日(金)

20:20 福岡空港

預けたカメラ機材をピックアップしてから、レンタカーへと積み込みます。
今回使用する車は、コルトプラスです。車内で仕事をする為、普段から乗りなれている車が良いだろうと、清風庵の社用車と同じ車種を用意しました。

21:00 ホテル

「あー腹減ったぁ」と清尾さん。
仕事が忙しくて、朝からゼリーを2つ口に入れただけで何も食べていなかったそうです。
一息ついて、馴染みのサポーターたちと合流するため、天神の屋台へと向かいました。
清尾さんは昨日あった「レッズ・フレンドリー・フットサル」で左足を痛めたそうで、だいぶ歩きにくそう。

明日の試合は大分なのに、なぜ福岡に降り立ったのか。それは、博多の天神に昔なじみの大好きな屋台があるからです。94年、福岡ドームで行なわれたプレシーズンマッチのレッズ対オリンピア(パラグアイ)の取材の際にたまたま立ち寄って以来、年に数回訪れるそうです。

21:30 屋台 対洲軒

屋台は、合流した5人のサポーターと私たち一行で満席。
94年の一回目の時は当時広報部長だった藤口さん(浦和レッズ前社長)と遅くまでレッズについて語り合ったそうです。

2度目はその年の冬で、博多の森陸上競技場で行われた天皇杯の準々決勝セレッソ大阪戦の試合後。その日、清尾さんが誘ったのは、先ほど合流したサポーターの清水さん。
「先制点を決められて、ボールを奪おうと一生懸命に走るレッズに対し、セレッソは前線から最終ラインまでボールを何度も下げて時間稼ぎをしたんですよ!桜えびのようにピョンピョンと・・・。あの時の悔しい気持ちは今でも憶えていますよ。試合には負けましたけど、その日から俺は『一生レッズを見守っていく』と決めたんです」と語る清水さんも、すっかりこの屋台のファンになりました。

2003年には、鹿児島県の鴨池陸上競技場で行なわれたナビスコカップ後も立ち寄ったそうです。
「あの試合ね。長谷部(ヴォルフスブルグ)が初スタメンだったのに、イエローカードを2枚もらって退場しちゃったんだよね」と小齋さん。

23:15 コンビニへ

ホテルへ帰る前に、夜食と朝食を買い込みます。
「今日中に済ませておきたい原稿があるんです。来週のMDPに間に合わなくなっちゃうんで・・・」と高野さん。
小齋さんは「俺は一眠りしてからやろう」
ハードなお仕事ですね。

23:30 ホテル

申し訳ないと思いつつ、私はお先に失礼しました。



7月18日(土)

12:00 出発

「おはようございます!」
待ち合わせのロビーには、清尾さんが一番乗りでした。
試合当日、選手達はそれぞれげん担ぎがあると聞いたことがあったので、清尾さんにも何かげん担ぎがあるのかと聞いたら、「もちろんあるよ」ですって。
でも何かは秘密だそうです。

高野さんに、昨日は何時まで原稿を書いていたんですかと聞くと、「憶えていないなぁ。原稿を書いていて、流れに乗ってしまっているときは、途中で止めないで最後まで書いた方がいいと文章の師匠に教わりました。次の日になると文章のタッチや考えが変わっちゃうので」
なるほど。参考にさせて頂きます。


12:10 レベルファイブスタジアム横を通過

アビスパ福岡がJ1にあがってくれれば、また博多に来るチャンスが増えるのになぁ。

12:15 太宰府IC

九州自動車道に入ります。
「大分の残留の可能性ってどんなもんですかね?」と高野さん。
「数字上では不可能ではないよ」と小齋さん。
「確かに。厳しいけど、天文学的数字でという感じではないな」と清尾さん。

12:35 鳥栖JCT

大分自動車道に入ります。
この辺はサガン鳥栖の地域です。

12:50 大分県

「大分県に入りました」とカーナビの音声。
清尾さんは、開いたパソコンを膝に置いて「う~」と唸っています。
再来週発行のMDPのクロスワードパズルを考えているんですって。
皆さんは知っていましたか?あのクロスワードは、創刊以来ずっと清尾さんが作り続けているんですよ!

13:00 萩尾PA

少し休憩します。
空は眩しいほど晴れていて、森林の緑が青々としています。

13:40 別府湾SA

昼食をとります。
別府湾を一望できるテラスで、うどんをすすります。
外は真夏の暑さですが、木陰はとても涼しい。
目の前には、綺麗に丸く窪んだ別府湾が広がっています。

14:25 出発

食事を終えて駐車場へ戻ると、サポーターを乗せた真っ赤なバスが到着していました。遠方でレッズサポーターに会うと、なんだか嬉しくなりますね。


14:40 大分光吉IC

高速道路を降ります。

14:55 東九州三菱自動車販社(株)花園店

スタジアム近くの三菱のお店に到着。
飲み物と大分限定かぼすチョコクッキーをいただきホッと一息。
店内には今話題の電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」についての情報が満載。
また、車のカタログに混じってレッズのカーアクセサリーカタログを発見しました。

15:30 明野

三菱のお店を出て、大分川にかかる橋を越えると「明野」と言う土地になります。
「明野中学は、永井秀樹(FC琉球)、永井篤志(ベガルタ仙台)、三浦淳宏(横浜FC)を輩出しているんだよ」と小齋さんの情報。

15:45 九州石油ドーム

右手にスタジアムが見えてきました。
「関係者駐車場ってどこだ?」と清尾さん。
今日は駐車場がいつもと違うので、どこが入り口か分からない様子。
警備員に尋ねても全く分からず、結局10分程ぐるぐると回ってしまいました。



16:00 駐車場

警備員の立つゲートでセキュリティーチェックを受け、スタジアム内へと入ります。
車を停め、荷物を持ってメディア受付を探します。
「選手入口」の脇を通って中へ進みますが、先頭を歩いていた小齋さんが「こっちじゃない!」と言って戻ってきました。
駐車場内は迷路のようで、標識も無いので、入口がどこなのか全く分かりません。
ワールドカップの際に出来たスタジアムでは、導線がしっかり分離されているので、何かの理由で違うエリアに入ってしまうと迷ってしまうことがあるそうです。
結局、警備員に事情を説明して中へ入れてもらいました。

階段を上り、メディア関係者受付で私は3人と別れました。
「ではお仕事頑張って下さい!」


分かれたあと、当日チケットを手に入れるために地上へと上がりましたが、外はとても熱い。汗が全身から噴き出してきました。
ゲート近くには、すでにレッズサポーターの列。少ない日陰にびっしりと肩を寄せ合ってグッタリしている人たちも大勢いました。
1時間ほど待ってようやくスタンドへ入ることが出来ましたが、動き回ったわけでもないのに、サッカーをした後のように全身びしょびしょになっていました。


17:30 入場

18:15 選手アップ開始

選手がピッチに出てくると、大きな歓声が上がりました。
ピッチの脇には、長い望遠レンズのカメラを肩にかけた清尾さんの姿がありました。

19:05 キックオフ

立ち上がりからバタバタと落ち着かないレッズを尻目に、大分は怒涛の攻撃ラッシュ。
前半のロスタイムには、裏へ抜けたエジミウソン選手がループシュートを放ちますが、相手ディフェンダーにカットされてしまいました。後半も劣勢は変わらず、後半37分にはコーナーキックからヘディングで合わされ失点。
そのまま0-1で負けてしまいました。

21:00 試合終了

試合後の両ゴール裏は対照的。
大分は連敗ストップで大合唱、レッズはブーイングでした。

22:00 駐車場出口

試合後、サポーターがスタジアムをあとにした頃、3人と合流。
「運転よろしく!」と清尾さん。
そうです。3人の仕事はここからが勝負。
オフィシャル携帯サイト「レッズモバイル」更新のため、試合終了後、ゲームレポートの原稿を編集部に送ったあと、選手が着替えて出てきたところをインタビュー。その原稿を書いて編集部へ送らなければなりません。
今回は時間短縮のために、福岡まで移動する車内で原稿を書くことにしました。
車内にはキーボードの音だけが響きます。

22:35 別府湾SA

書き終わった3人の原稿をまとめて、小齋さんが携帯サイトの編集部へメール送信しました。
これで本日の業務は終了です。
時間との勝負だったので、無事に送信できてほっとしています。
トイレを済まし、コーヒーを飲み、タバコをふかして、博多へ向かいます。

22:50 出発

清尾さんは今日の試合の写真整理を始めました。
「闘利王はどこを怪我したんだろうか?」と写真をコマ送りをしながら原因を探ります。
また、失点のシーンもはっきりと捉えていました。


24:00 休憩

再び高野さんの運転に代わります。

24:15 雨

雨がポツポツと降り始めました。
今日の試合内容と今後のレッズについて議論する3人。
でも会話の内容はここでは非公開にさせて下さい。

24:35 ホテル到着

清尾さんと小齋さんといっしょに中華で夕飯。
高野さんは昨晩の仕事で疲れがたまったので、夕飯はコンビニご飯で済ませて今日は早く寝るそうです。
「お疲れ様でした!」

26:00 就寝

7月19日(月)

8:50 集合

ロビーに下りると、すでに清尾さんが朝食を済ませてコーヒーを飲んでいました。

9:00 出発

チェックアウトし、福岡空港へ向かいます。

9:15 ガソリンスタンド

福岡空港前でガソリンを入れます。
毎回思いますが、コルトは燃費がとても良いです。

9:25 レンタカー返却

所定の駐車場に車を停めて、鍵をお店のポストに入れるだけなので便利。

9:30 福岡空港

荷物検査を通り、出発ゲートへ向かいます。
行きの飛行機も遅れましたが、帰りもそのようです。
時間が出来たので、辛子めんたい風味の煎餅「めんべい」をお土産に買いました。


10:10 出発

羽田へ約1時間40分のフライトです。

10:30 仕事

機内でも3人とも原稿を書いています。
確かにアウェー遠征では、移動している時間が大切なのかもしれないですね。

12:00 羽田空港到着

今日はフクダ電子アリーナでレッズレディース対ジェフユナイテッド市原・千葉レディースとの試合があります。
清尾さんと高野さんはこのまま車に乗って現地へ向かう強行スケジュールです。
昨年は高野さんだけ早い便に変更し、福岡空港から羽田に戻り、そのまま電車に乗って福島のJヴィレッジで行われたTEPCOマリーゼ戦に向かったこともあったそうです。

2人は、愛用の黒のコルトプラスに乗って、出かけていきました。

『今日も頑張ってください!』



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